【第4回】米国横断ドライブ旅行記2024
はじめに
11月になってようやく秋らしくなってきました。能登地震で始まり、岸田体制から石破体制への変革、衆議院の解散、大谷フィーバー、トランプ政権の復活といろいろあった今年ももう残り1か月ですね。長い夏の疲れがどっとでてくる時期ですので、皆さん体には気をつけてお過ごしください。今回は、いよいよカリフォルニア州からネバダ州、そしてユタ州に入ります。
1.タホ湖~ネバダ州Elkoまで
月が変わって6/1(土)、4日目になり、前回お話したように、本来の目的地Salt Lake Cityまでの途中下車地として、その中間地点にあたる片田舎、ネバダ州のエルコ(Elko)という町に向けての出発です(写真1)。サウスタホ湖のモーテルでの起床は6時20分、6:30スタートの朝食エリアにほぼ1番乗りし、トースト、ゆで卵、ヨーグルト、バナナ、リンゴ、コーヒーと前2日と比較して贅沢な朝となりました。昼食をとる時間もないだろうという予想と、あまりに物価が高いことから、お昼用にパンとクリームチーズを少々いただきました(内緒)。Elkoまでの道程は約560kmでしたので、6時間くらいはかかる予想でした。8:30にモーテルを出発し、タホ湖の東湖岸からネバダ州に入り、この州ではラスベガスに次いで人口も多く、カジノでも有名なリノ(Reno)の街を経由して、後はRoute 80の砂漠道をひたすら走る旅です。制限速度は途中途中の標識で物理的に表示されるのみならず、携帯ナビにもタイムリーに自動表示され、制限速度の変化にも追随してほぼ一致していることに驚きでした。いくら走っても景色がほとんど変わらず、Elkoまでほんとに退屈で時折強い眠気が襲ってくるような道中となりましたが、平均速度110-120km程度(制限速度内)で軽快に走り続けました。この日は土曜日でスピード違反の取り締まり、そして覆面パトカーも多いかもと予想し、少ない車の列の中でもできるだけ先頭には出ないよう留意しながら、時折、助手席からの家内のスピードチェックが入ることもあり、制限速度はほぼきっちり守って走りました。また、眠気防止の一策として、第一回に記載しましたように、携帯にダウンロードしておいた3,000曲の音楽をランダムに聴きながら、カラオケ状態「土産にもらったぁー、サイコロ2つー、手の中で振ればぁー♪」です。ちなみに、この日の560kmの道中で4日目にして初めて家内が100km程度運転しました。連続運転で眠気がぐっと迫ってきたこと、家内の運転でも大丈夫なほど交通量が少なく、ただ真っすぐな道のりで、対面の通行(左側)も縁石を挟んでいるので正面衝突の危険性は限りなく小さく、事故の心配はほぼなしと判断したからです(写真1)。初日にD氏がBoringと言っていた理由がこの風景写真と携帯Navigationが真っすぐな方向しか指していないことからも理解できるとおもいます。途中、給油所で昼食を済ませ、その後昼からは、あまりの暑さで別の給油所に寄り道をしてソフトクリームを買って一息し、漸く見知らぬ街Elkoに到着しました。米国に来てから予約した「Stay Inn Express Elko」というモーテルについたのは16:00になっていました。家内が気をもんでいた洗濯機を最初にチェックして使えることを確認し、部屋も良好、交換も不要で及第点をもらいました。3日分の汚れ物の洗濯と乾燥にはそれぞれ2ドルずつ必要で、それも25セントコイン8枚投入する旧式で、受付のインド系女性に両替をお願いし、使い方についても丁寧に教えてもらいました。夜はモーテル傍の中華レストランで、ビール片手に大満足でした。
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