【第5回】研究開発人材活用における新しいトレンド
研究開発人材活用における新しいトレンド
医療機器・バイオ業界でのシェアリングサービス活用事例と今後の展開
「研究開発人材活用における新しいトレンド」について4回にわたり掲載してまいりました。
1回から3回は研究開発人材の新しい活用方法や、現在のキャリア開発のトレンドなどを幅広くお伝えしてきました。
前回の4回目については「食品業界でのシェアリングサービスの活用事例」をご紹介いたしました。今回は最終回となりますが「医療機器・バイオ業界でのシェアリングサービスの活用事例」をご紹介いたします。
医療機器やバイオ関連企業は厳しい秘密保持のもと研究開発を実践してきましたが、市場の変化やスピードに対応するため、徐々に外部人材活用に舵をきりつつあります。大手からベンチャー企業まで活用の幅は広がっていますので、ぜひ人材課題解決の一助になれればと考えております。
【活用事例1 医療機器商社 QMS支援】
■課題
医療機器(クラスⅢ)の製造販売を新規事業として展開したいが、ノウハウや知見が不足。
■活用効果
QMSに関する必要書類の作成および作業の洗い出しと、実行の優先順位が明確になった。
■支援業務内容
現地視察を行い、クライアントの現状をヒアリング。その内容をもとに、QMSに関する書類作成および作業の洗い出しと実行の優先順位付けを行い、それをもとに一覧表を作成しクライアントに共有。クライアント側で一覧表に従い作業を進め、翌月のミーティング時にレビュー実施、ブラッシュアップしていくというサイクルで一定期間伴走。20~30書類の作成が必要という道程をクライアントに示し、ゴールに向かってどのようなステップを踏まなければいけないかをクリアにできたことで、現在はクライアント側が自社リソースの中で計画的に作業を進行できる状態となった。
■期間・方法
5ヶ月
初回は現地訪問、その後はオンラインMTG月2回実施、他に随時メールや電話でのやりとり
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