製薬用水の基礎知識【第4回(最終回)】設備の設計と留意点
1. どこで、どのように、どの程度使用するのか
今回は、製薬用水設備の設計についてご説明したいと思います。
薬づくりにおける、製薬用水の用途は様々です。製品の仕込み水として原料の一部となることもあれば、使用済みの装置や器具の洗浄や滅菌、部屋によっては掃除用に使用されることもあります。このように製薬用水の使用箇所(ユースポイント)は製造所全体に数多く存在するため、設計に際しては、どこで、どのような目的で、どの程度の製薬用水を使用するのか把握する必要があります。つまり、製造所全体の運用をよく理解することが求められるのです。
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