いまさら人には聞けない!微生物のお話【第1回】

執筆者の自己紹介および読者へのメッセージ!

第一部 微生物の基礎編

 

1.    微生物とは
2.    微生物学の歴史
3.    細菌とは?
4.    ウイルスとは?
5.    真菌とは?
6.    微生物はどこにいるか?
7.    無菌とは
8.    空気がなくても生きられる微生物
9.    腐敗とは
 


1.  微生物とは
皆さんは「微生物」というと、どんなイメージをお持ちでしょうか? 「ばいきん」を連想することから、何となく汚いもの、不潔なものという意識があるかもしれません。中には昨今のいわゆる菌食ブームから、体に良さそうというイメージを持つ方もいるかもしれません。
「微生物」とは、文字通り微(=小さい)生物を意味しています。特定の生物種を指しているわけではありません。 ではどのくらい小さければ微生物なのか? 明確な定義はありませんが、ウィキペデイアには「人の肉眼では構造が判別できないような微小な生物」との記載があります。では人の肉眼で構造が判別できる大きさとはどのくらいでしょう? これは個人差が大きいため一概には言えませんが、一般的にはおよそ0.1mmが人間の目の分解能とされているようです。ちなみに「分解能」というのは、2点を2点として識別できる最小の距離のことです。つまり単純には大きさが 0.1mm以下であれば「肉眼では詳細な観察ができない」=「微生物」である、ということになります。
 

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