製薬会社MRとは一体何か?【第14回】

GMP Platformに14回目の記載となります。
塩野義製薬MR→コントラクトMRからヘルステック企業を経て起業し、現在はYou Tubeチャンネル(にしまファーマ) を運営しながら、医療系人材紹介会社を経営しております。

本日は私のMR時代を振り返り、大学病院MRとしての働き方について執筆いたします。
MRにとって、大学病院を担当できるというインパクトは大きく、MRのキャリアにとって花形とも言える肩書です。

そのため、MRは皆一度は大学病院担当のキャリアを目指します。

<なぜ大学病院担当が花形なのか?>
MRという仕事内容に変わりはありませんが、大学病院を担当するというのは「担当エリア全体の処方に影響する」からです。
重要度の高さ、という観点で花形なのです。
また、担当しているDr.の肩書も「教授」の方がいたり、エリア全体に影響力の高いDr.が多いため、「担当Dr.が有名人」というブランドに繋がります。
(以上のことから、現場では大学担当というだけで鼻を高くしているMRがいるのも事実です)

では大学病院担当MRの働き方を紹介します。

<大学病院担当MRの働き方>
朝から会社に出社することが多く、基本的に午後は外回りという流れです。
開業医担当のMRだと、午前中は医薬品卸の支店に足を運びますが大学病院担当では午後のアポイントが多いためです。

大学病院の訪問は、基本的にアポイント制です。

特にコロナ禍以降、この傾向は顕著になりました。以前は病院内で待機して、先生方と偶然に会うこともできましたが、現在は事前にアポイントを取らなければなりません。

一昔前は大学病院を訪問すると、医局の前にMRが立ち並んでDr.を待つということ風景が多々ありましたが昔の話。
現代ではDr.に直接アポイントを取る(秘書を通してアポイントを取って面会する場合も)ことが多いのが実情です。

コロナ禍を経て、MRへの訪問規制が厳格になっている中、医局の前にMRが立ち並んでいるとお叱りを受けます・・笑
場合によっては出入り禁止になることも。

 

 

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