【第2回】ハラルの基礎とハラル認証、イスラム教徒マーケット分析

2024/02/09 食品

原材料とハラル(ハラール)ビジネスの親和性について。

原材料とハラルビジネスの親和性【ハラルビジネス進化論~ハラル認証原料編】

こんにちは、ハラル・ジャパン協会の川本です。これまで、ハラル・ジャパン協会では、食品業界を中心に様々な展示会に出展してきました。その期間中、多くの事業者との新たな出会いに恵まれました。そこでシリーズ第2回の今回は、この折に改めて感じた原材料とハラル(ハラール)ビジネスの親和性についてお話していこうと思います。

原材料の「由来の担保」の現状

「日本の原材料」という、日本でしか作れないメイドインジャパンの原材料が、海外とりわけアジアで重宝されていることは十二分にご存知、かつ実感として持っていらっしゃる方も多いと思います。例えば、海外生産の日本食品で、その味を再現するのに使われるフレーバーや添加物などがその代表です。東南アジア諸国や南西アジア等の経済発展により、そうした食品や化粧品、日用品などの自国製造・流通が増えるようになると、イスラム教徒への対応、つまりハラル認証商品(原材料と加工する工場もハラルに対応していること)も必然的に多くなります。そうなってくると、おのずと原材料の「ハラル性」も要求されます。
これまでは原材料の規格書とアンケートなどで「成分(エビデンス)ハラル」の原材料であれば、問題なく輸出ができていました。当協会も、自社で成分ハラルの推奨マークやエビデンスの証明書発行を行っています(下図参照)。現状は「由来が担保されている原材料」であればハラル認証でなくとも東南アジアのタイ、マレーシア、シンガポール、インドネシアなどに輸出できていますが、その流れが今後も続くかどうかは不透明です。
東南アジア諸国ではハラル認証商品ことを念頭に、今から準備を始めておくことをお勧めします。
 
※こちらの画像はハラル認証やヴィーガン認証ではありません

 

 

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執筆者について

川本 浩二

経歴

一般社団法人 ハラル・ジャパン協会 ハラルビジネスコンサルタント


略歴
大学(農学部農芸化学科)卒業後、食品メーカーに入社。数回食品業界内の企業に従事。

食品原材料・添加物の技術営業(増粘多糖類、香料など)
流通PB商品の開発および品質管理業務。クレーム対応やOEM工場の管理、PB商品開発の技術的部分のコントロールなどを行う。
食品業界誌、新聞の記者および編集。食品安全や分析なども取材範囲。
 

趣味は写真撮影、ボウリング、映画鑑賞など。

※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

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