【第4回】研究開発人材活用における新しいトレンド

研究開発人材活用における新しいトレンド
食品業界でのシェアリングサービス活用事例と今後の展開

「研究開発人材活用における新しいトレンド」について3回にわたり掲載してまいりました。
1回目「シェアリングサービス概要と事例紹介」、2回目「シェアリングサービス事例からの今後の発展性と課題」、3回目「研究開発人材の新しいキャリア開発」をまとめてきました。研究開発人材の新しい活用方法から、時代や市場に合わせたキャリア開発まで、ここ数年で大きく変化してきたことがご理解いただけたのではないでしょうか。
今回から2回にわたっては、業界別のシェアリングサービスの活用事例をより詳しく提示いたします。シェアリングサービスはまだまだ聞きなれない言葉ですし、他社がどのように活用しているのか具体的に知りたいという方が多いのが現状です。個社名は開示できませんが、業務内容や成果、稼働日数などより詳細に知っていただき、活用イメージをつかんでください。
1回目は食品業界での活用事例となります。

【活用事例1 食品加工会社 品質管理・品質保証体制構築】
■課題
食品衛生の問題を抱えた食品会社。顧客・消費者の信頼を取り戻すため、品質管理・品質保証の仕組み・体制を再構築し、製造部門も含めた食品衛生・安全に関わる社員教育を行いたい。
■活用効果
組織内の責任・権限を明確にし、食品安全組織図の修正、各部門のミッションを整理。各々の行動基準を規定化文書化する事で、曖昧さや自己判断が入り込まない体制を構築した。
■支援業務内容
(品質保証の仕組みつくり)
・社内体制とミッション、権限の形つくり
・上記に応じた文書化、記録の取り方(製造標準、品質管理基準、受入検査・出荷判定等の手順、日報、等)
(従業員への教育・勉強会実施)
・食品製造会社のコンプライアンスについて
・品質保証の考え方、HACCPについて
■期間・方法
4ヶ月
・現地訪問月1回、オンラインMTG月2回

 

 

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