新人のための分析法バリデーション

2025/03/05 製造(GMDP)

GMP(医薬品) 品質試験 試験室管理 分析法バリデーション

分析法の基本から入り、分析法バリデーションに従い実際に取得すべきデータを解説
※本セミナーは、アーカイブ配信の申込が可能です

講演者

株式会社Office貴席
代表取締役 松本 博明 氏

日程

2025年5月26日(月)10:30-16:30

受講形式

オンライン

開催場所

Web(Liveオンライン配信)

開催概要

●受講料:1名44,000円(税込)
        1社2名以上同時申込の場合,1名につき33,000円(税込)
●申込締切:2025年5月16日(金)15時まで
●講演資料:PDF配布(開催前日までにDLメール送信)
よくあるお問合せ一覧はここをクリック
Web(オンライン)セミナー申込要領を必ずご確認ください。
 


■アーカイブ配信をご希望の場合
●利用料:上記受講料に加えて、1名につき9,900円(税込)のオプション料金が追加されます。
●視聴期間:2025年6月2日(月)~2025年6月15日(日) ※期間内、繰り返し視聴が可能です
●申込方法:申込フォーム「3お支払情報 連絡事項」欄に【アーカイブ配信オプション付】とご記入ください。
●備考:
 ・本オプションを希望され、複数名同時申込された場合、全員がアーカイブ配信付のお申し込みとなります。
 ・講師との質疑応答は当日のLive受講(会場/Web)のみとなります。
 ・原則として当日の質疑応答はアーカイブ配信からカットされます。
 ・会場受講の方もアーカイブ配信をご希望いただくことが可能です。

■セミナーポイント
 分析法バリデーションの目的は、医薬製品や工程管理の試験検査に用いられる分析法が、使用される意図にふさわしいフロー、手順になっていることを立証することです。例えば、分析法の誤差が原因で生じる試験の判定の誤りの確率がある一定の許容できる範囲であることを科学的に立証します。
 本講座では、新人の方々にご理解頂けるよう分析法の基本から入り、分析法バリデーションに従い実際に取得すべきデータをICHQ2「分析法のバリデーションガイドライン」に即して説明します。また、新しく導入されるICHQ14「分析法の開発ガイドライン」についても、今後、どのような取り組みが必要になってくるのかを実例を交えて紹介致します。

■習得可能な事項
・バリデーション全般の考え方を理解できるようになります。
・ICHQ2、及びICHQ14の制定経緯や要求事項の違いについて知ることができます。
・分析法バリデーションの要素である「分析能パラメータ」の具体的な要求事項と、データ処理の方法を習得できます。
・ICHQ14の制定に向け、医薬品の承認申請時にどのような分析法開発時のデータが必要になるのかを理解し、実際に取得できるようになります。
・本講座を、試験検査担当者としての必要な力量を備えるための教育訓練の一環として利用することができます。

■セミナーキーワード
医薬品GMP、バリデーション、試験検査室管理、分析法のバリデーション、分析法の開発、分析能パラメータ、分析法管理戦略、検定


■セミナー項目
1.バリデーション概要について
 1)医薬品GMPとは何か?
 2)バリデーションの目的と、意図すること
 3)バリデーションの項目
 4)バリデーションに要求される記録類
 5)ICHQシリーズにおける試験法関連のテーマと、ICHQ2及びICHQ14の位置付け

2.分析法バリデーション(ICHQ2)の具体的要求事項と分析能パラメータ
 1)特異性(Specificity)
 2)直線性(Linearity)
 3)範囲(Range)
 4)真度(Accuracy)
 5)精度(Precision)
 6)検出限界(Detection Limit)
 7)定量限界(Quantitation Limit)
 8)頑健性(Robustness)
 9)システム適合性試験
 10)データ解析に必要な統計解析の基礎

3.ICHQ14「分析法の開発」ガイドライン
 1)ICHQ14制定の背景と経緯
 2)ICHQ14が求めているもの
 3)承認申請に必要なデータとは
 4)承認申請書に記載すべきデータの実例

4.分析法バリデーション記録
 
1)バリデーションマスタープラン
 2)バリデーション計画書と報告書の記載事項
 3)データインテグリティの要求事項
 4)分析法バリデーションデータ取得におけるデータインテグリティの注意事項

<質疑応答>


■本テーマ関連ガイドライン等
・「医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令」令和3年4月28日省令第90号
・ICHQ7 Good Manufacturing Practice Guide for Active Pharmaceutical Ingredients
・PIC/S Guide to Good Manufacturing Practice for Medicinal Products
・「分析法バリデーションに関するテキスト(実施項目)について」平成7年7月20日薬審第755号」
・「分析法バリデーションに関するテキスト(実施方法)について」平成9年10月28日医薬審第338号
・ANALYTICAL PROCEDURE DEVELOPMENT ICHQ14,  Step 4, 1 November 2023 
 



【松本 博明 氏】
■経歴
1986年 4月 旭化成工業株式会社入社 ライフサイエンス総合研究所
2002年 4月 旭化成株式会社医薬生産センター延岡医薬工場品質管理課 課長
2007年10月 旭化成株式会社スペシャルティソリューションズ事業本部
            (兼)旭化成ファインケム株式会社品質保証部 部長
2021年5月 QMSコンサルティング会社「株式会社Office貴席」を設立
 



■注意事項(予めご了承の上、お申込み下さい。)
【申込時】
●受講料はセミナー開催5営業日前の15時までにお振込み下さい。
●定員に達し次第、申込を締め切ります。
●最小開催人数3名に満たない場合、中止とさせて頂きます。
●講師及び当社のコンペティターの場合、受講をお断りする場合がございます。

【セミナー当日】
●名刺を以て受講券とします。お忘れなきようご持参ください。
●録音・録画(静止画・動画)行為は固くお断りします。
●会場では講義中のパソコン・携帯電話等の使用をお断りします。

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