「モノづくりの君へ」【第21回(最終回)】
第21回 (最終回)日本のモノづくりはどうなる?どうする? (2/2)
1.MOTHER FACTORY化による知的生産現場への転換の要件
1)安易なリストラの反省
2)国内でのインテリジェンスの高い作業者の育成とGLOBAL人材の育成
3)技術輸出・移転に必要な支援体制・受け入れ体制の充実
4)人材流動化の為の再教育体制の充実
2.日本は『課題先進国』であるということ...次世代へ切り開く道
3.連載の終わりに
前回では日本を取り巻くモノづくりの環境が大変化し、それに伴って我々のモノづくりも変わらねばならない事を述べた。そのためには日本の生産現場は「知的生産現場」に変らねばならない事、実際の生産は消費されるところでもある海外現地生産現場に任せ、その関係はMOTHER FACTORIY化であることを述べた。
それでは実際にどうやって変えていくのか、変えていくときの条件は何かについて述べる。 そしてさらに、現在の有様を変えるというだけにとどまらず、さらに成熟国家日本がモノづくりで成長していくために、課題大国日本の特性を活かすべきことを述べ、「モノづくりの君へ」の最終回とする。
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