「マラソン」第3回

2023/09/01 その他

京一~山を走る③~

6 いざ『京一』へ
膝が治ってからも走り続け、そして冬場も比較的、雪が少ないところを走り続けていた。
その時間を過ごす中で、約70キロの京都一周トレイルを一度で制覇する『京一』をするために考えたことは次のとおりである。

① 始発で伏見稲荷大社に向かい、日が落ちる前に嵐山にゴールしたい、そのために日が長い時期で行う。(夏場、雨の時期は避ける。走り終わった次の日は足が動かない可能性もあり。)
② 持ち物をどうするか。(水分、栄養、ケガした時のケアなど、走った後の着替え。お金(小銭)など)
③ 靴はどうするか。
④ 途中寄って水分や栄養を補給するところは。
 

まず、①だが、実施時期はゴールデンウイークとした。
これであれば、日も長く、気候もよく、そして次の日も休める。

次に②だが、途中コンビニなどで補給するとして、水分は1L程度(500mLのポリの飲料容器『フラスク』を使用。)、軽食(パン・おにぎりなど)、小銭(自動販売機用)、バンドエイドなどのファーストエイドキットと呼ばれるもの。帰りは周りの方には申し訳ないけどそのままの恰好で、バスの隅っこに立ちながら帰る予定とした。

トレイルランニングの時には欠かせない、ザックとフラスク

③は、トレラン用の靴を購入し、使っていたのでそれを履くことに。

左はマラソンシューズ、右はトレランシューズ、
若干ラグ(溝、凹凸)が深い

最後に④は、道中の補給場所としては、
伏見稲荷大社は出発して大文字山を下りたところのコンビニ(20キロ弱地点)
比叡山を下りたところの大原のコンビニ(35キロ地点)
鞍馬付近(自動販売機など、40キロ強地点)
高雄・清滝付近(自動販売機など約55キロ)が主なところである。
後半はコンビニがなく大原のコンビニで多めに食べ、携行食も買うこととした。

そしていよいよ京一へ。
2017年4月29日、最初の山登りから約1年と2カ月が経過していた。

 

 

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執筆者について

京一(仮称)

経歴

GMP関係の仕事に従事、講演・執筆なども行っている。
7年ほど前、山登りに誘われたことをきっかけにトレイルランニングに没頭。
その傍らフルマラソンやトライアスロンにも挑戦。
100mile(約161キロ)のトレイルランニングレースを走るまでとなり、トレイルランニングが人生を変えるきっかけとなった。
その人生が変わっていく軌跡を仕事の傍ら紹介するため記事にしたためている。

※このプロフィールは掲載記事執筆時点での内容となります

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