経歴 筑波大学大学院客員教授、慶應義塾大学薬学部非常勤講師、東京薬科大学非常勤講師 1975年 中外製薬(株)入社。研究開発、プロジェクトマネジメント、人財育成などの業務を経験。米国駐在時には、国際開発も担当。国公私立大学、各種学会・セミナー、大手企業での講演や執筆は多数。現役水泳選手及びスキンダイビングインストラクター。製薬企業米国駐在員OB/OG会「アメリカファルマ会」会長、世界の難病の子供たちを救うNPO「荻田修平基金」 理事、就活支援組織「メディカルカレッジ」アドバイザリーボードメンバー、医薬品業界における「社会人基礎力研究会」アドバイザー、幼稚園理事長・園長、総合旅行業務取扱管理者、等。
2016/04/15 AD その他
実践! 医薬品開発のプロジェクトマネジメント【第12回・最終回】
今回は、「番外編」として、これまで積み残してきた研究開発から市販後調査まで様々な事柄を順不同に取り上げる。 ● 医薬品開発の仕事 「2011年度、小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に、小学校入学当時には存在していなかった職業に就くだろう(デューク大学ディビッドソン教授2011)」という
2016/03/17 AD その他
実践! 医薬品開発のプロジェクトマネジメント【第11回】
今回は、前回に続き「仕事の段取り」について考える。プロジェクトに関わる人の「ソーシャルスタイル」に合わせた「情報収集と根回し」、「コミュニケーション」の進め方について紹介する。 プロジェクトが失敗する理由として「コミュニケーションの不足」と「リーダーの能力の不足」が最も多く挙げられる。今回は、
2016/02/25 AD その他
実践! 医薬品開発のプロジェクトマネジメント【第10回】
今回は、日常のプロジェクト活動である「仕事の段取り」について考えてみたい。プロジェクトの効率を上げる様々な段取りのうち、情報収集から意思決定までのコンセンサス構築や戦略的提案を行う際に必要な「ソーシャルスタイル」、「情報収集と根回し」、「コミュニケーション力」を中心に、今回および次回、取り上げる。
2016/01/21 AD その他
実践! 医薬品開発のプロジェクトマネジメント【第9回】
前回は、「コアスキル」について述べた。理想のリーダー像、すなわちリーダーに求められる能力・スキルを取り上げ、四種類の人ザイ、マネジメントタイプについて述べた。今回も前回に続き「コアスキル」について掘り下げて考えてみる。 さて、プロジェクトリーダーは、日常の態度をどのように心掛ければ良いのであろ
2015/12/16 AD その他
実践! 医薬品開発のプロジェクトマネジメント【第8回】
前回および前々回で、「トップダウンとボトムアップ」の使い分けについて紹介してきた。今回は、PMO構成メンバー、とくにプロジェクトリーダーに必要な「コアスキル」について考えてみる。 プロジェクトリーダーには、リーダーシップとマネジメントという2種類のスキルが求められる。まずは、両者の違いを確認す
2015/11/19 AD その他
実践! 医薬品開発のプロジェクトマネジメント【第7回】
前回、「トップダウンとボトムアップ」の使い分けについて、とくに「トップダウン」を取り上げた。強固なPM体制、PMOの設置、それに伴う人事制度の大幅な改定には「トップダウン」が必要であり、理解を深めるための講演会・ワークショップや支援を得るための根回し作業が必要であることを述べた。今回、前回に続き「
2015/10/22 AD その他
実践! 医薬品開発のプロジェクトマネジメント【第6回】
前回、「意思決定」のうちポートフォリオ分析、優先順位付け、組織対応などについて取り上げた。今回からは、「トップダウンとボトムアップ」の使い分けについて紹介する。経営層によって計画され実践に移される「トップダウン」と、現場の社員や担当者が日常業務を通じて行う「ボトムアップ」を企業は使い分けている。全
2015/09/17 AD その他
実践! 医薬品開発のプロジェクトマネジメント【第5回】
前回に引き続き、医薬品開発において最も難しいと言われている「意思決定」について取り上げる。恣意的な意思決定を排除してより客観的な意思決定をすべきことを述べたが、今回は、ポートフォリオ分析、優先順位付け、組織対応などについて紹介する。 前回、Go/No Go判断の意思決定のための具体的な手順は下記の
2015/08/27 AD その他
実践! 医薬品開発のプロジェクトマネジメント【第4回】
前回は、各プロジェクトを統括するまとめ役「PMOの役割」について述べた。今回は、医薬品開発において最も難しいと言われている「意思決定」について述べる。意思決定に関わる人々が、俗人的、恣意的、意図的な決定を避けて、大多数が頷けるような論理的、合理的、体系的な決定をするにはどうすればよいかを考えてみた
2015/07/21 AD その他
実践! 医薬品開発のプロジェクトマネジメント【第3回】
前回、医薬品の「ライフサイクルマネジメント」を推進するため、強力なマトリックス構造を持つ「プロジェクトマネジメント(PM)」体制を確立することが重要であることを述べた。さらに、各機能部門の上に組織横断的な統括組織であるグローバル化したPMOを設置することが有効であることも述べた。今回は、この「PM