エッセイ:エイジング話【第71回】
生物は馴致する
第70回エイジング話:左折車は危険だ!を提出した2週間後の11月12日でした。埼玉桶川市県道の交差点内横断歩道を通行中の学童(8)が、左折車にひかれる事故が起こりました。トラック運転手(43)は、過失運転致死現行犯で逮捕されました。学童と家族・運転手と家族の生末を思いやるせない気持ちです。左折車事故撲滅!は叶わない事なのでしょうか?
例えば、①大型車が青信号で左折する。②未成年が青信号で直進する。この2つを禁止できないでしょうか。
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さて微生物による有機物分解技術に活性汚泥法(かっせいおでいほう)があります。工場廃水・生活排水中の有機物を河川放流できる濃度まで浄化する優れた技術です。原生動物など微生物集合体が活性汚泥ですが、酸素が豊富な曝気槽の中で有機物を二酸化炭素まで分解します。
活性汚泥法で有機汚染を浄化出来たか否かはBOD検査で確認します。目論んだようなBOD値へ低下しないケースがあり、公害(こうがい)パトロールに発見され、操業停止に追い込まれた食品工場も昭和の時代に在りました。
活性汚泥は餌となり得ない人にとって有害物質であるフェノールに対し、他に餌がない環境下では分解できるように成ります。
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