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経歴 1967年明治大学理工学部建築学科を卒業。 1982年大手エンジニアリング会社入社。 医薬を中心に、生産施設、研究所など多数のプロジェクトに参画し、高生産性を実現する施設のコンセプトを計画・設計する。 現在、株式会社シーエムプラス フェロー
2017/07/10 AD 施設・設備・エンジニアリング
知的生産性を革新する組織構造・空間構造【第10回】
10. 革新的な施設の具体例-2 A社研究所 目的 A社は化粧品と機能性食品を製造販売している会社である。この研究所は1999年に完成したが、研究所の計画を始めたのは1997年からである。 この時の課題は、創業から順調に伸びた成長企業がある時点に達した時に現れてくる成長の壁の突破であった。 創業者は
2017/06/12 AD 施設・設備・エンジニアリング
知的生産性を革新する組織構造・空間構造【第9回】
9. 革新的な施設の具体例-1 BMW、プロジェクト・ハウス 概略 BMWは世界で最もイノベーティブな企業の一つである。 またBMWはイノベーションの集中的管理に取り組んでいる。 BMWのプロジェクト・ハウスは、トーマス・アレンとドイツの著名な建築家・ギュンター・ヘンがBMWの役員と長い時間を掛けて
2017/05/29 AD 施設・設備・エンジニアリング
知的生産性を革新する組織構造・空間構造【第8回】
8. 空間構造の結論 6.5.空間構造の結論 空間要素はこれですべてではない。他にも独自の要素を取り込んだ施設もあるが、これまで述べた空間の要素を巧みに構成して理想的な空間構造が出来たとしても、組織構造や文化がリンクしていなければ、成果を上げることは出来ない。 一例としてC社の経験を紹介する。 C社
2017/04/27 AD 施設・設備・エンジニアリング
知的生産性を革新する組織構造・空間構造【第7回】
7. 空間と知的生産性-3 6.4.2.インタラクション施設 情報を伝えようとしている人と、情報を知りたいという人が同じ時間、同じ場所にいなければコミュニケーションは生まれない。出会いの場が必要なのである。 インタラクション施設とは自然に人がそこに集まり、議論や対話が起こりやすい場所、空間のこと
2017/03/23 AD 施設・設備・エンジニアリング
知的生産性を革新する組織構造・空間構造【第6回】
6.空間と知的生産性-2 6.4.知的生産性を上げる空間要素 知的生産性を上げる空間構造の具体的な構成要素は、大きく分けて2つのグループに分かれる。コミュニケーションの条件を作り出す見える化施設と、コミュニケーションする場としてのインタラクション施設である。 6.4.1.見える化施設 相手を視認
2017/02/23 AD 施設・設備・エンジニアリング
プロジェクトを成功に導くための手順について、ユーザー(製薬会社)の視点で紹介する。
医薬品工場建設のノウハウ -プロジェクトの成功に向けて-【コラム-5】
コラム-5 プログラムと設計 はじめに 本コラムでは、医薬品の生産施設、研究所など多数のプロジェクトに建築意匠設計の立場から参画し、施設のコンセプトを構築してきた経験から、各計画・設計の段階について述べるとともに、製薬企業と設計者が共有すべき事項を考えたい。 医薬施設を計画する際には、生産・流通
知的生産性を革新する組織構造・空間構造【第5回】
6.空間と知的生産性 コミュニケーションに大きな影響を与える空間の要素の一つが距離である。 距離とコミュニケーションの関係はトーマス・アレンの10数年間の調査研究の大きな成果の一つである。縦軸は1つの空間内のコミュケーションの頻度を表し、横軸は人と人との距離を表している。 図-8 距離とコミュニケー
2017/01/26 AD 施設・設備・エンジニアリング
知的生産性を革新する組織構造・空間構造【第4回】
5.空間構造と組織構造との関係について 研究開発のプロセスで、空間構造と組織構造は互いに切り離せない関係にある。 研究開発だけでなく、全ての組織は、業務を行なうために情報と場が必要である。 特に研究開発のような知識の生産にとって、多くの情報をコミュニケーションする場所が重要なのである。ダイレクト・コ
2016/12/22 AD 施設・設備・エンジニアリング
知的生産性を革新する組織構造・空間構造【第3回】
4.組織と知的生産性 コミュニケーションの重要性については、研究開発のみならず、その他あらゆる団体の社会活動、創造活動にとって不可欠のものであることは周知の事実である。しかし先に述べたようにコミュニケーションとは目的を持った組織コミュニケーションである。 知的生産において組織が何故重要かといえば、組
2016/11/24 AD 施設・設備・エンジニアリング
知的生産性を革新する組織構造・空間構造【第2回】
2.知的生産性の研究 知的生産性について多くの人が研究してきた。その中で最も重要且つ革新的な研究を行ったと思う研究者が、MITマネジメントスクールのトーマス・アレン教授である。 トーマス・アレンは元ボーイング社のリサーチエンジニアで、1963年から研究開発の生産性の研究に携わることになったのである。
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