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教育訓練支援
経歴
山形大学 学術研究院化学・バイオ工学分野 教授 博士(工学) 花王株式会社において化粧料および身体洗浄料の商品開発に従事した後、山形大学に赴任。2017年より現職。専門は物理化学、界面化学、化粧品学。これまでに生体表面における界面現象のダイナミクス、界面活性剤を用いたエマルション・可溶化物・泡製剤の開発、化粧料・食品の触覚/食感センシングについて研究してきた。著書に『教授にきいた・・・ コスメの科学』、『化粧品 医薬部外品 医薬品のための界面化学』(ともにフレグランスジャーナル社) などがある。
2022/11/04 AD 化粧品
処方設計の隠れた主役??? 両親媒性高分子について。
化粧品研究者が語る界面活性剤と乳化のはなし【第8回】
処方設計の隠れた主役??? 両親媒性高分子 ネットで化粧品を眺めていると、「界面活性剤不使用」なんてうたわれたアイテムがちらほら目につきます。もちろん、お店で売られている化粧品や身体洗浄料に使われている界面活性剤はどれも安全性が確認されたものばかりなわけですが、刺激に弱い方が使うアイテムにはできるだ
2022/10/07 AD 化粧品
頼りになるのはやっぱり個性派??? 両性界面活性剤
化粧品研究者が語る界面活性剤と乳化のはなし【第7回】
頼りになるのはやっぱり個性派??? 両性界面活性剤 界面活性剤には2つの顔があります。水となじみやすい親水的な側面と油となじみやすい親油的な側面です。界面活性剤は、このような相反する異質の性質をあわせ持っているために、汚れを落とし、クリームを作り、時に薬としての活性を示すことができるのです。ところが
2022/09/16 AD 化粧品
安全・安心だけじゃない???ノニオン界面活性剤とは?
化粧品研究者が語る界面活性剤と乳化のはなし【第6回】
安全・安心だけじゃない??? ノニオン界面活性剤 緑鮮やかな抹茶を竹製の茶筅でかしゃかしゃとかきまぜると、ぷくぷくした泡が立ち、ふんわりと香りが立ちます。あの、詫び・寂びの世界になくてはならない柔らかい泡が生まれるのは、サポニンという天然の界面活性剤のおかげといわれています。サポニンはお茶の葉だけで
2022/08/05 AD 化粧品
毒と薬は紙一重???
化粧品研究者が語る界面活性剤と乳化のはなし【第5回】
毒と薬は紙一重??? 前回は「石けん、すばらしい!」というお話しでした。幾つか弱点もあるものの、(ちょっと大げさに言うと)石けんは人類の歴史の中で、その優れた泡立ちと洗浄力によって、われわれの生命を守り、人生に彩を加えてきたのです。 これまでにご紹介してきた界面活性剤は、石けん、硫酸エステル型など、
2022/07/08 AD 化粧品
石けん、最強???
化粧品研究者が語る界面活性剤と乳化のはなし【第4回】
石けん、最強??? 石けんは、21世紀を迎えた現在も、圧倒的に高い人気を誇っていて、いわゆる固形石鹸として使われるだけでなく、洗顔料・ボディーソープからスキンケア/メイクアップ化粧料まで、あらゆるアイテムに使用されています。そして、ネットを見ると、石けんは肌に優しく、泡立ちと洗浄力に優れ、環境にやさ
2022/06/10 AD 化粧品
「界面活性剤」は人類を救う?
化粧品研究者が語る界面活性剤と乳化のはなし【第3回】
「界面活性剤」は人類を救う? 「僕、「たんぱく質」が好きすぎるんです!」 先日、ある学生さんと面談をしていたら、そんなコメントが。研究室に入ってから、たんぱく質の研究にのめりこみ過ぎて、いつの間にか「好きすぎ」状態になってしまったそうです。・・・これ、化学の研究者にはよくある話で、最初は何か目的があ
2022/05/20 AD 化粧品
今回はわれわれ化粧品研究者の製剤設計の考え方とテクニックについて紹介する。
化粧品研究者が語る界面活性剤と乳化のはなし【第2回】
O/Wか、W/Oか・・・ エマルションの種類と機能 お店に行くと、ほんとうにたくさんの種類の「エマルション型化粧料」、いってみればクリームやローションが置かれています。どれもなんの変哲もない「化粧品」であったりするわけですが、実はそれぞれに個性があって、商品開発の研究者達は、最先端の科学技術を利用し
2022/04/15 AD 化粧品
乳化の世界へようこそ。
化粧品研究者が語る界面活性剤と乳化のはなし【第1回】
古くて新しい乳化の世界 「将来、化粧品を作る仕事に就きたいのですが、どんな勉強をしたらいいですか?」 仕事がら、高校にお邪魔して、化粧品の科学についてお話しすることがあります。そんな時、「先生、〇〇〇って、ほんとに効くんですか~」と並んで、かなりの確率で出てくるのが、この質問だったりします。(注:
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