経歴 1980年第一製薬株式会社(現第一三共株式会社)入社。固形製剤の製剤研究に従事したのち、生産部門に移動。工場建設、本社生産物流企画、工場分社化、2007年旧三共株式会社との事業統合に伴う生産会社(第一三共プロファーマ株式会社)設立などを担当し、生産に関わるプロジェクトや生産戦略企画実行を数多く経験した。2007年同社取締役経営管理部長、平塚工場長。2014年北里第一三共ワクチン株式会社取締役副社長生産本部長歴任後、現在に至る。
2022/06/24 AD 品質システム
「モノづくり」の現場で展開される小集団活動とは。
医薬品のモノづくりの歩み【第7回】
「モノづくり」の現場で展開される小集団活動とは 小集団活動とは、第一線で働く従業員全員が、小グループに分かれて、企業や現場で発生している様々な課題や問題をテーマに取り上げ、創意工夫により解決していこうとする自主的な改善活動と定義付けられますが、小集団活動には、その進め方がほぼ同じであることから、取り
2022/05/27 AD 品質システム
「モノづくり」の意識を醸成するために取り組むこと。
医薬品のモノづくりの歩み【第6回】
「モノづくり」の意識を醸成するために取り組むこと 今回は、医薬品製造に携わる先輩たちから受け継がれてきた「モノづくり」の意識醸成に向けた取り組みについてお話したいと思います。 医薬品を製造することにおいて大切なことは、同じ「モノづくり」の中にあっても、人の命に係わる生命関連製品を作っているという意識
2022/04/22 AD 品質システム
医薬品の「モノづくり」で求められる現場力について。
医薬品のモノづくりの歩み【第5回】
医薬品の「モノづくり」で求められる現場力 医薬品製造において、顧客の信頼を得るためには、工場の品質(Quality)、生産性(Cost)、安定供給(Delivery)を高めて、「モノづくり」のパフォーマンスを最大化することでした。では、工場で働く従業員の皆さんに求められることはなんでしょうか? それ
2022/03/25 AD 品質システム
品質とコストのバランスに焦点を当てて、具体的な事例を上げて考えてみる。
医薬品のモノづくりの歩み【第4回】
品質とコストのバランスを考える 前回では、医薬品製造における「モノづくり」の基本要素である品質(Quality)、生産性(原価Cost)、安定供給(Delivery)の相関性は、一つの要素を高めようとすると他の要素のレベルが低下するような、それぞれが相反し合うものではなく、むしろ、各要素が相乗効果で
2022/02/25 AD 品質システム
「モノづくり」の基本要素である品質(Quality)、生産性(原価Cost)、安定供給(Delivery)の意味をもう少し詳しく解説する。
医薬品のモノづくりの歩み【第3回】
「モノづくり」の基本要素とそのレベルを高めることの意味 医薬品製造における「モノづくり」の基本要素である品質(Quality)、生産性(原価Cost)、安定供給(Delivery)の意味をもう少し詳しくお話してから、それを高めることの意味を考えてみましょう。 基本要素の品質(Quality)は、言う
2022/01/21 AD 品質システム
「モノづくり」の根幹について改めて考えてみたいと思う。
医薬品のモノづくりの歩み【第2回】
「モノづくり」の定義と基本要素 世界に誇る日本の「モノづくり」は、医薬品製造も例外ではありませんが、その製薬企業に今、企業文化としてクオリティカルチャーの醸成が求められています。 クオリティカルチャーは、元々、欧米で提唱され、その後日本に入ってきましたが、それは概念を示したもので、内容が抽象的であっ
2021/12/17 AD 品質システム
モノづくりとは?
医薬品のモノづくりの歩み【第1回】
モノづくりの振り返りとクオリティカルチャー 執筆者の自己紹介および読者へのメッセージ! 一般的に「モノづくり」は、基本要素であるQ(Quality 品質)、C(Cost 原価)、D(Delivery 納期)を適切に管理し、そのパフォーマンスレベルを評価することで、企業あるいは工場の強さを推し測る