海外工場建設プロジェクトの進め方 10回シリーズ【第10回】

 

第10回:検収・引渡し後

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。いよいよ10回シリーズの最終回です。
施工会社から工場を引き渡され後は、トラブル無く工場運営に集中したいものですが、工場建設は規格品製造ではありませんから、引き渡し後も何等かの不具合が発生することは当たり前と考えましょう。(そのトラブル発生頻度が施工会社の能力と関係していることは否定しませんが。)
そのようなトラブルに備えて、本章では、引き渡し後の留意点に関してお話します(たまに最初の1年間の運転を工事会社役務に含めるような契約も無くはありませんが、特殊なケースですのでここでの説明対象とはしません。)。第5回の「契約上の注意点」では、これらを詳しく説明しませんでしたが、下記のような事項は漏れなく契約書に規定しておきます。

契約上、引き渡し後の保証期間に関する規約としては大きく以下の2パターンがあります。
1)引き渡し条件として保証期間有効なセキュリティーボンド(契約金額の5%程度)を提出してもらう。
2)支払総額の数パーセント分(3~5%程度)を保証期間内支払留保する。





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海外工場建設プロジェクトの進め方-VOL.10

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