業界雑感 【2022年6月】

 ステイホーム生活も少しずつ緩くなって、外出する機会も増えてきた。サラリーマン時代からの習性だろうか、家を出る時に鞄以外に身に着けていくものとして、家の鍵・腕時計・財布・ハンカチ・定期入れ(定期券は持った記憶がないが自動改札を通る際は出しやすいよう胸ポケットに交通系のプリペイドカードが入っている)・スマホ、それに小銭入れがある。実はこの小銭入れ、20年近く使い込んでいたものが古くなり穴が開いて小銭が洩れて用をなさなくなったので、同型のものを2代目として購入してからさらに20年近くになるという年季ものである。
 この小銭入れが時々行方不明になる。ズボンのポケットから鞄に入れなおしたまま忘れていることもある。ただ最近は外出先でも小銭入れがないからといって困ったことがない。スマアプリの〇〇Payか交通系のプリペイドカードでたいがいは通用するし、大きな買い物はクレジットカードなので小銭が必要な場面がないのだ。ところが考えてみれば常時携帯するものに新たにカード入れが加わっている。メインのクレジットカードは財布の中だが、その他のクレジットカードやプリペイドカード、会員証は増える一方でいつしか財布からはみ出しカード専用のケースが出来上がっている。それらのカードの一部はスマホアプリと連携しておりカード携帯が不要のものもあるらしいのだが、スマホのなにをどうしてよいのかもあまり理解できていないので、結局大量のカードが入ったカードケースを持ち歩くことになる。積極的に「ポイ活」とやらをしているわけでもないのだが、支払いの際に「〇〇カードはお持ちですか?」と聞かれると、持っているのに出さないのも損をしたような気分になって、ゴソゴソとカード入れの中を探していたりするのだ。

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